【9月のおすすめ絵本】読書の秋に読みたい!月や秋の自然に関する絵本7選【1歳2歳3歳】

月のおすすめ絵本

9月になり、少しずつ暑さのやわらぐ日が増えてきましたね。

段々と夏が終わり、秋が近づいてくるこの時期に、子どもと一緒に読みたい絵本を選んでみました!

今月の絵本のポイント

  • お月見にあわせた「月」に関する絵本
  • 秋の自然を感じられる絵本
  • おいしい秋の味覚を楽しむ絵本

月に関する絵本

9月は「中手の名月」という、一年のうちで最も月が美しく見られる時期。今年の十五夜は「2021年9月21日(火)」のようです!

子ども達にとっても、「おつきさま」は絵本で身近な存在ですよね。

十五夜の前にぜひ、おつきさまに触れる絵本を読む機会を作ってみてください♪

おつきさま、こんばんは

著:林明子 出版社:福音館

夜、暗くなった空にあらわれたおつきさまと、それを見上げる猫たちのお話です。

おつきさまのやさしい表情を眺めていると、読んでいる側もやさしい気持ちになります。

「こんばんは」という挨拶が繰り返し出て来るので、段々と子どもも一緒にぺこりと挨拶をするようになってくるなど、絵本に対する反応も良いです!

寝かしつけ前にぜひ読んであげたい一冊です。

ことこ
ことこ

読み終わってから裏表紙を見せると…きっと子どものにっこりする顔が見られますよ♪

パパ、おつきさまとって!

著:エリック・カール 翻訳:もり ひさし  出版社:偕成社

ある晩モニカがお空に浮かぶおつきさまを見て、パパに「おつきさまとって」とお願いするところから始まります。

さて、パパはどうやっておつきさまを持ってくるかというと…?

ページにちょっとした仕掛けがあり、めくることで絵が広がります!

「ながい」「たかい」「おおきい」「ちいさい」など、形容詞が沢山使われているのですが、この仕掛けのお陰で子どもにもより伝わりやすくなっています!

エリック・カール独特の色遣いで描かれた青いおつきさまがとても美しいです。

おつきみおばけ

著:せなけいこ 出版社:ポプラ社

森の中、ちいさなおばけちゃんがママとはぐれて泣いているうさぎちゃんを見つけて、なぐさめてあげようと頑張るお話です。

すすきやおさんぼうを飾ったり、おつきみだんごに変身してあげたり…ところが、うさぎちゃんはおばけちゃんが変身したおだんごにがぶりと噛みついてしまいます。

自分よりも小さな子の面倒を見てあげようとするおばけちゃんの一生懸命な姿がとてもかわいらしく、優しい気持ちになります♪

小さな子にお月見の雰囲気を伝えるのに向いている一冊ですよ!

ことこ
ことこ

せなけいこさんのおばけシリーズはなぜか子どもが大好き。他のおばけの絵本と合わせて読みたいですね♪

きれいな落ち葉やおいしい食べ物が出て来る絵本

落ち葉やどんぐりなど、秋ならではの自然は子どもにとって魅力的なもの。

また、涼しくなってきて、夏の間減っていた食欲も戻ってくる時期でもありますね。

秋の自然や食べ物の出て来る絵本を集めてみました!

おいもさんがね‥

著:とよたかずひこ 出版社:童心社

ある日おいもさんが地面から「よいしょ」と出てきてます。

他のおいもさんを「よいしょ、よいしょ」と引っ張っていくのですが、勢いで転がって水の中に落っこちてしまい…寒くて震えるおいもさんたちの前に現れたのは!?

最後は思いがけない展開ですが、思わず笑ってしまいます♪

秋らしさを感じるおいもほりのお話として、楽しむことが出来ます!

ばけばけはっぱ

著:藤本ともひこ 出版社:ハッピーオウル社

落ち葉や木の実で出来た動物たちが沢山出て来る、写真を楽しむ絵本です!

落ち葉の中に隠れている動物たちを見つける為に、「ふー!」と息を吹きかけます。

どんな動物が出て来るか、子どもと一緒に想像しながら読むのも面白いですよ!

実際に落ち葉を拾ってきて、色んな形を作って遊ぶ「落ち葉遊び」に発展させていくことも出来るので、是非秋の外遊びに活用してください♪

いもほりバス

著:藤本ともひこ ‎ 出版社:鈴木出版

ねずみたちを乗せて、おしゃべりする愉快なバスが向かう先はおいもほり。

おおきな葉っぱを見つけて、それを掘ろうとするのですが…スコップでは掘り出せません。

そんな時、「ぼくのおしりをつんつんしてくださいバスか」と言い出したバス。つんつんしてみると…!?

思わず「ええ~~!?」と言いたくなる大変身に、子どもも食いつくと思います!

後半の展開もなかなか壮大で、ポップな絵柄と相まって楽しい一冊になっています♪

どうぞのいす

著:香山 美子 絵:柿本 幸造  ‎ 出版社:ひさかたチャイルド

うさぎさんが、自分のつくったちいさないすを「どうぞのいす」という立札と共に大きな樹の傍に置いていきます。

最初にやってきたのはどんぐりをたくさん拾ってきたろばさん。いすの上にどんぐりを置いて、樹の傍で休憩のつもりがお昼寝してしまい…。

次から次にやってくる動物たちが、「どうぞならばえんりょなくいただきましょう」と、椅子の上に置かれているものを食べては「からっぽにしてしまっては、あとのひとにおきのどく」と別のものと交換していきます。

動物たちの「どうぞ」という思いやりの気持ちがあたたかい絵柄と相まって読み手に伝わってくる、ベストセラーです!

どの動物たちもおいしそうに食べ物を食べており、どんぐりやくりなどの秋らしい植物も出て来るので、食欲の秋にもぴったりな絵本ですよ♪

秋を感じる絵本を家族で楽しみましょう♪

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秋といえば読書の秋。子どもと一緒に秋らしさを楽しむ絵本をぜひ読んでみてくださいね♪

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