絵本の読み聞かせはいつからはじめる?0歳児と楽しめる絵本6選!

0歳児
育児をしているうえでおそらく欠かせないであろう、絵本の読み聞かせ。
お気に入りの絵本を、大好きなパパ・ママに読んでもらうこと。それ自体が親子の絆を深める、大切なコミュニケーションの一つだと思います。
 
そんな絵本の読み聞かせは、いつごろからはじめるのがよいか?また、どんな絵本を選べばよいか?実際に読んだ絵本のレビューも含めて、まとめてみました!
 

いつからはじめる?0歳児の読み聞かせ

月齢ごとの視力の発達について

0歳児は、月齢によって成長の度合いが全く違いますよね。視力の発達は、大まかに以下のようになります。
 
視力の発達一覧
  • 生まれたて → ほとんど見えていない。認識できるのは白・灰色・黒など。
  • 2~3か月 → 顔のパーツや手などがぼんやり見えてくる。
  • 4~7か月 → 焦点が合うようになり、追視できる。赤・青・黄色などが分かる。
  • 8~11か月 → 記憶力が発達し、ママ・パパの顔を区別できるようになる。
 
例えば生まれたての赤ちゃんはまだはっきりものが見えないから、「絵本」そのものを楽しむということは難しいでしょう。それなら絵本の読み聞かせても、意味がないかのように思えますが…「ママの声を聴く」ということ自体が、赤ちゃんにとって大切なふれあいの時間になるのではないかと思います♪
 
ことこ
ことこ
「絵本を読んであげたいな」と思った時に、ぜひはじめてみてください!
 

ねんねの時期の赤ちゃんにこそ、絵本の読み聞かせをしてあげたい!

よく、「赤ちゃんにたくさん話しかけてくださいね!」と言われますが、反応がまだ返ってこない以上どうしても一方通行な気がしてしまいますよね。
息子のねんね期の頃、授乳やおむつ替えなどの一通りのお世話が終わって、しっかり目を覚ましている時間に「どんな風に関わるのがいいんだろう…」と途方に暮れることがありました。
そんな時、「絵本を語り聞かせる」という関わり方がとても役に立ちました!

リズミカルな言葉の絵本や、歌って聞かせてあげられる絵本などを選んで、積極的に読む時間を作るようにしていました。

 

0歳の絵本選びに役立つ6つのポイント

はっきりとした色合いの絵本

赤ちゃんははっきりとした色から段々と認識できるようになっていく為、最初はパステルカラー調よりも白・黒・赤などをメインにおいた色合いのものがおすすめです!

しましまぐるぐる

 
赤・黒・白を中心とした色合いが赤ちゃんの目を引く「しましまぐるぐる」。「しましま」と「ぐるぐる」で色々なモチーフが描かれているのがかわいらしいです。今でもお気に入りなのか、定期的に「読んで」と持ってきてくれます!
ことこ
ことこ
ダイソーに行ったとき、こちらの絵本とコラボしているおしりふきを見つけて持ってくるほどでした…!

単純なリズムの繰り返しの絵本

赤ちゃんの聴力は胎児の頃から発達しているそうです。短い言葉の繰り返しや、聞いていて楽しいリズム感の絵本も読んであげたいですね!
 

じゃあじゃあびりびり

車の音、犬の鳴き声、掃除機の音、猫の鳴き声などなど…さまざまなオノマトペが出てくる短い絵本です。息子はこの絵本で犬=わんわんと覚えたようです!

ごぶごぶごぼごぼ

 
はっきりとした色合いの抽象的な絵と、「ごぶごぶ」「どどどーん」「ぷくぷくぷくん」などの不思議な言葉の響きが魅力的な絵本です。各ページに丸く空いた穴があるのですが、そこに思わず指を差し込んでみたり、なぞってみたりと、赤ちゃんが自分から触れてみたくなる仕掛けもあります!

丈夫な作りのポートブックタイプ

最初は大人が持って読んでいますが、段々と月齢が上がってくると自分で触ってみようとする・かじるなどするようになります。その際に壊れにくいボードブックタイプの絵本を用意してあげると良いでしょう。よだれなどがついてもすぐに拭き取れます!
 

はらぺこあおむし

 
世界的に有名なエリック・カールの代表作の絵本です!鮮やかで個性的な色使いと、かわいらしいあおむしの表情がたまらない一冊です。仕事でも子ども達に大人気で、「はらぺこあおむしのうた」に合わせていつも歌って読み聞かせています♪

童謡やわらべうたなどの絵本

子育てしているとついついいろんな歌を口ずさんでしまうことがあるかと思いますが、意外と歌詞がうろ覚えな時ってありませんか?(笑)歌詞のしっかり描かれている童謡・わらべうたの絵本があると、一緒に歌って聞かせてあげられます!
 

あがりめさがりめ―おかあさんと子どものあそびうた―

 
「いっぽんばし」「げんこつやまのたぬきさん」など、小さいころに一度は聞いたことのある・歌ったことのあるわらべうたが載っています!思わず歌ってみたいと思ってしまうイラストが特徴です。

読み手が楽しいと思えるもの

持論なのですが、「読み手が楽しそうに読むこと」は赤ちゃんにとっても「楽しそうだな」と感じて貰えている気がします。赤ちゃんが絵本を見ることに慣れてきたら、敢えてパパやママの昔好きだった絵本やお気に入りの絵本を読んでみるのも良いかもしれません♪
 

よるくま

 
「ぼく」が真夜中にママを探している「よるくま」と一緒に冒険する、あたたかくてかわいらしいお話の絵本なのですが、ことこのお気に入りの絵本のひとつです♪文章が多く少し難しいですが、寝かしつけの前に読んでいるうちに気に入って見てくれるようになりました!

絵本を読んであげたいと思ったその日から初めてみよう!

絵本はものを選べば、いつから読み始めても赤ちゃんとのコミュニケーションの手段になります。
息子も最初はぼんやり見ているだけだった絵本を、少しずつ目で追いかけるようになり、手を伸ばして触るようになり、めくれるようになり……今では、読んでもらいたい絵本を自分から持ってきて膝に座ってくれるようになりました!
まだまだこれからも、息子と一緒にたくさんの絵本に触れあいたいと思います。
 
ことこ
ことこ
小さいころから様々な絵本に触れてもらって、自分の好きなものをたくさん見つけてほしいですね♪