自己肯定感底辺だった保育士が、自己肯定感の高い子どもをはぐくむ決意をしたお話。

ごあいさつ
はじめまして。
現在1歳児の育児に奮闘中の保育士ママ、ことこです♪
 
はぐくみポッケ!は、「子どもの生きる力をはぐくみたい」という思いのもと、保育士目線・ママ目線で実践していること・良いなと思った育児情報をまとめたブログです。
 
「自己肯定感の高い子どもになって欲しいな…」

「色々なことに挑戦出来る子どもに育って欲しいな…」
 
こんな風に考えている皆さんにとって、少しでも参考になる情報を発信していきたいです!
 
 
ことこの簡単なプロフィール
  • 平成生まれの保育士歴8年目、現在は時短勤務中
  • 介護職でADHDの昭和生まれの夫と、2019年誕生の息子が大好き
  • アニメ、ゲーム好きなオタク夫婦
  • 出身大学は舞台芸術関係、前職は舞台芸術の企画・制作業務
  • 出産後、産後うつを経験しました
  • 好きなもの:着物・神社・猫・鳥・紅茶
  • 苦手なもの:掃除全般・ホラー映画
 

 

 

保育の仕事は好きなのに、自分のことは好きになれない

元々私自身、自己肯定感が皆無でした。
保育の仕事をしていても、
 
「今日の活動はこれでよかった?」
「あの言葉掛けでよかった?」
と不安になったり。
 
「責任のある仕事だから、完璧にやらないと!」
「私がきちんと出来なければみんなに迷惑を掛けてしまう…」
と脅迫的になったり。
 
保育の仕事自体はとても楽しく、大好きなのです。子どもたちの成長を見守りたい。子どもたちや保護者の方々の気持ちに寄り添いたい。そう思って続けている仕事なのに、いつまでも自分の言動・行動に自信を持てない。そして、そんな自分に心からうんざりする。

この時の私はその理由も分からず、葛藤しながら毎日をすごしていました。
 
 

泣いてばかりだった妊娠期間、そして出産後に産後うつ。

つわりは病気じゃない?だからただ耐えるしかなくて、つらい。

 
そんなある時、第一子の妊娠が発覚しました。望んでいた妊娠なので、もちろんとても嬉しかったです!職場にも報告し、産休に入るまで変わらず仕事を続けていくつもりでした。
 
ところが妊娠初期、ひどいつわりを経験しました。
最初は食べづわりだったので、食べていればなんとか働けました。段々と吐きづわりも併発していき、何度もトイレに駆け込んでは吐き…そのうち、水分すらまともに取れなくなりました。
 
産婦人科で「妊娠悪阻」と診断され、仕事は一時休職。
女性の多い職場でしたが、周りに此処までひどいつわりの経験者はいませんでした。どちらかといえば「働いていれば気がまぎれる」「悪阻は気の持ちよう」と考える方が多く、働けなくなった自分を責め続けることに…。
 
ことこ
ことこ
このとき心に誓いました。絶っっっ対妊婦さんを見かけたら優しくするぞ!!と…
 
幸いつわりは安定期に入ってから落ち着き、復職することが出来ました。それからは大きなトラブルもなく、無事に産休まで仕事を続けましたが…
 

最初から「母親」になれるわけない。そう頭では理解していたけど…。

 
予定日のちょうど1週間ほど前、よく晴れた日の朝に息子が誕生しました!
たくさんの不安を抱えた妊娠期間を乗り越え、かわいい息子に出会うことができました。その日の感動は、いつまでも忘れられないです。
 
しかし、出産はゴールではなく、育児のスタート地点でした…。
 
最初につまずいたのは、授乳です。
生まれて間もない息子は吸い付く力も弱く、1回の授乳に1時間以上かかることがほとんどでした。
 
細切れ睡眠の中での3時間おきの授乳、搾乳、哺乳瓶の洗浄・消毒、吐き戻しては着替えをして、おむつ替え、寝かしつけ…
 
新生児の育児をしたことのある方なら、きっと誰しも経験したことでしょう。ただ、人一倍自分を責めやすい性格の私は、
「なんでもっとうまくやってあげられないんだろう…」

と、どんどん気持ちが落ち込んでしまいました…。
 
なにもかも不安で、1日泣いてばかりの私を見かねたのか、実母にすすめられて息子を生んだ産院で育児相談に行きました。そこから、産院と提携している心療内科につないでいただいたのです。
 

自分の過去の掘り下げとアウトプット。段々と心が軽くなっていった!

自己肯定感の低さは、過去の家庭環境が原因だった

心療内科では、今不安に思っていることを話していくと同時に、自分の過去をひたすら掘り下げていきました。
 

私の家庭環境は、少し複雑です。

  • 3人きょうだいの末っ子だけど、両親の実子は私のみ。
  • 姉・兄はそれぞれ両親の連れ子で、再婚家庭
  • 継子・継親同士の関係が険悪で、衝突が多かった。

こうした環境が、私の思春期に差し掛かる頃に特に悪化してしまい、精神的に非常に大きな負担となっていました。

険悪な雰囲気の父母や兄姉たちを見ながら、

ことこ
ことこ
私がみんなの間に立たないと!
と自分にできることを模索しました。しかし、10代そこそこの小娘にできることなどそう多くありません…。

「私がなんとかしなければ」「私にもっと出来ることがあるはず」という強迫観念は、過去の家庭環境が大きく影響していたことをここで知ることになりました。それと同時に、「家族の為に何もできなかった自分が悪い」と思い込む=自己を否定する癖が出来てしまっていたようです…。

カウンセリングの場で、自分の感じた思いを言語化・アウトプットしていく作業を重ねていくうちに、長年背負ってきた荷物をようやく整理することができたのです。

現在、育休明けで時短勤務で職場に復帰しました。以前に比べ、自信をもって仕事ができるようになったと感じています。もちろんうまくいかない日もありますが、必要以上に自分のことを責める頻度は随分と減ってきました。

 

「自己肯定感=生きる力」をはぐくむ為、何が出来るだろう?

私たち夫婦が育児において大切にしていること

 
  • 自己肯定感を高めること
  • 自分のことも、人のことも、同じくらい大切にできること
  • 色々なことに興味をもち、取り組んでみようと思えること
  • 私たち自身が育児を楽しめること
 
以上は、私たち夫婦が特に大切にしていることです。
 
興味のある育児関連の書籍をいくつか目に通してきましたが、やはりおおよそ共通しているのは、「自己肯定感の大切さ」です。
 
実際、私自身は自己肯定感の低さゆえ、生きづらかったです。また、夫は非常に明るく社交的な性格ではありますが、社会人になってからADHDと診断されました。私以上に生きにくいと感じたでしょうし、自己肯定感が低いと感じることもあったそうです。
 
「あなたは存在しているだけで尊いんだよ」と、息子には自己肯定感の高い人間になって欲しいです。それは生きる力に直接結び付く、大切なことだと思います。
 
そこで、我が家で挑戦していることがあります。
 
  • モンテッソーリ教育
  • 性教育
  • 花育
 
こちらはそれぞれひとつずつ、ポイントを記事にまとめていきます!
 
 

私の経験・体験を、今育児に悩むあなたの元へ届けたい!

 
この時代を生きる子ども達に、「生きていてよかった」と心から思える人生を送ってもらいたい。
そんな夢が私にはあります。
 
そして、それと同じくらい、母親・父親になったすべての方々にも幸せになってもらいたいです。
 
育児は大変で、つらいことも多いですよね。笑顔でいられない時だってたくさんあります。
 
このブログにたどりついたあなたは、子どもにより良いことをしてあげたいのかもしれないし、何か悩みの答えを必死に探しているのかもしれないし、ただ頭をからっぽにしてぼんやりしたいのかもしれません。
毎日毎日、本当にお疲れ様です。
 
私自身も決して器用な人間ではありません。ですが、保育士として働いてきて多くの子ども達を見てきた経験、息子を現在進行形で育てている体験が、今育児に悩むあなたの元へ届くことを願っています。
 
このブログを通して、いま感じている心の荷物の重さが少しでも軽くなりますように。
 
最後までお読みいただき、ありがとうございました!